「ぶどう売る 美貌のサルも カエル大」
医療をまだ知らない医学生時代に食中毒の原因菌とその潜伏期間を覚えるのに利用した暗記法です。
【当日発症】 ①黄色ブドウ球菌(おにぎり) ②ウェルシュ菌(カレー・シチュー)
【翌日発症】 ③ビブリオ(魚) ④ボツリヌス(飯寿司) ⑤サルモネラ(卵)
【2 日以降】 ⑥カンピロバクター(鶏) ⑦エルシニア(乳製品・豚) ⑧大腸菌
しかし、これを覚えて安心するのは医学生のみ。まだまだ暑い日が続きます。本当に安心するには、食中毒予防の3原則「付けない、増やさない、やっつける」を覚えましょう。手洗いや食器、調理器具の洗浄により菌を付けない。菌を増やさないよう食材は適切な温度で保存し調理後は速やかに食べる。十分加熱し菌をやっつける。詳しくは、厚生労働省ホームページもご参照ください。