青いぽすと2023.9.29号 ビールはどうして多量に飲めるのか

 今年の夏は暑かった。いや暑すぎた。こんな夏には仕事の後のビールが旨い。今年もたくさん飲みました。それにしてもどうしてビールは一度に多量に飲めるのか。水やジュースなら1リットルを一気に飲むのはきついもの。利尿作用があるからか。しかしそれならお茶やコーヒーだって飲めるはず。お酒だからか。しかし、ビールは高々アルコール5%。 95%は水です。

実は、ビールはガストリンというホルモンの分泌を増やす作用があるそうです。ガストリンは、胃の入り口の動きを抑え胃の出口の動きを良くすることで胃の内容を早く小腸へ押し流す作用があります。すぐに胃は空になりビールがどんどん飲める訳です。ビールと一緒に食事を摂ると、これもどんどん小腸に送り出し胃は空となりいくらでも食べちゃいます。飲みすぎ食べすぎ注意。と自分に言い聞かせる毎日。