青いぽすと2023.10.27号 みかんを食べて手が黄色に

 店先にたくさんの冬みかんが並ぶ季節になりました。みかんは食べすぎると手が黄色くなると言われます。都市伝説のひとつのような気もしますが実際にはどうなのか。子どもの頃にみかんを多量に食べたら確かに手のひらが黄色くなったような記憶があります。実は、みかんを食べると黄色くなるというのは本当のこと。みかんに含まれる色素が脂肪に蓄積され肌が黄色く見えるそうです。特に手のひらや足の裏などは脂肪が多いため黄色が目立つわけです。ちなみにこの現象は、柑皮症なる病名がつけられています。となると健康に悪いのか心配になるわけですが、治療は不要で健康を害することはないそうです。黄色くなるのが気になる方は、みかんを食べる量を少し減らせば対策になります。今が旬の冬みかん。楽しく味わいたいですね。