顧問コラム

丹田顧問が不定期に更新するコラムです。診療内容の解説や健康維持のアドバイスなどをお届けします。

コロナ感染症の矛盾にそろそろ気付きませんか?

一番遅れていた中国がコロナ感染騒ぎに終止符を打ちました。世界ではとうとう日本だけコロナ感染騒ぎを終わらせていないことになってしまいました。

連日の報道で矛盾に気付きませんか?感染者の数は減らないし、死亡例も今までより多くなっていると報道されています。8割の国民がワクチンを接種し、マスクを含めた感染対策をしてきているにも関わらずにです。

ワクチンで重症化が防げて死亡例は少なくなるはずですよね。結果は何も改善していません。何を意味するかというとワクチンやマスクを含めた感染対策は期待される効果が得られなかったということです。

日本人以外はすでにこの事実(マスクやワクチンでは感染を防げない)を認識しており、コロナの変異株は強毒性のウイルスではないと理解したのでほとんど全ての制限を撤廃しています。

日本は重要な事実を公表せずに、この矛盾した感染対策を推奨した人たちが責任を取りたくないという保身から今の実情になっています。

では重要な事実は何かというと、エアゾル感染であると証明されたコロナウイルスは目からも侵入するのでマスクや手洗いで予防できない。また頻繁に変異を繰り返すウイルスにはワクチンは無効である。この二つの事実を多くの日本人は認識していません。

もう一つの事実は、コロナ感染で死亡したとされる人の95%は60歳以上で、特に施設に入所している高齢者が中心であるということです。これほどのウイルス感染症でもみられることで、コロナウイルスが特別に致死性の高いものではないことを意味しています。

ウイルスは確かに接触しなければ感染はしませんが、これは実生活では不可能なことです。変異を繰り返すウイルスは宿主と共存する方向に進みます。すでに色々なことが分かってきたので未知なウイルスではないのです。われわれ日本人もこの騒動を終わらせませんか?

コロナウィルスによる肺炎で入院しました

コロナウイルスによる肺炎で入院しました

 

4月12日より19日までコロナウイルスによる肺炎で市立函館病院に入院して治療を受けました。

主治医の先生と病棟のスタッフの方々に大変お世話になり感謝しております。

主治医の先生は小児感染症の重鎮であり、63歳の小児科患者という形での入院でした。

今まで入院をしたことはないのですが、そこは自分も医師なのでどのような行動をとれば看護師さん達に嫌われないかは理解していたので、皆さんに優しく対応していただけました。

さて、医師の自分からみた今回のコロナウイルス騒動について真実を伝えたいと思います。

常日頃から専門家と称する人たちが2年間同じことしか話しておらず、メディアも感染者と死亡者数をグラフにして報道する姿勢に疑問を抱いていました。日本の感染症の医療レベルがこの2年間に進化を遂げていないはずはないと思っておりました。今回、自分が患者(中等症)となり治療の説明を受けた時にメディアや政府の専門家達はきちんと本当のことを伝えていないのだと確信しました。

今回のコロナウイルスがどのような病態を取り、それに対してどのように治療していくかはほぼ確立しており(もちろん重症化する例も少数いる)、自分の様に回復していく症例が大多数になっている現状が一般に伝わっていないことを知りました。

断言できますが、コロナウイルスに対する治療方法は概ね確立しており大多数の症例が治癒しています。

コロナウイルスが怖いから社会活動を止めてまで引きこもろうという考えは1日も早く捨てるべきだと確信しました。

ウイルスからみたヒトについて

ヒトが誕生する遙か以前にウイルスは地球上に発生しました。

ウイルスは細菌や寄生虫などとは全く異なります。ウイルスは増殖することと変異すること以外に能力を持ちません。毒は作らないし、自らの力で増殖もできません。もちろん夜行性でもありません。

ウイルスがこの地球上に存在するためには他の生物に入り込み、その生物の細胞を利用して自らの情報(RNA)を基に核(DNA)

を作っていくしかありません。もちろん増殖し過ぎてその生物を死亡させたり、逆に生物の免疫機能で増殖できない(これがほとんど)ことになるので、うまく調整(変異)しながら存在し続けます。

死亡の原因はウイルスの直接作用ではなく、ウイルスにおかされた細胞への過剰な免疫反応か、おかされた

細胞で構成される臓器(肺・肝臓・神経・リンパ球など)が障害を起こす場合しかありません。

いずれもウイルスと生物の免疫機構のバランスが保てなかった場合なので、全ての生物には当てはまりません。もちろん、致死性の高いウイルスも存在するのですが、同時にウイルスも増殖できなくなるので拡散しにくいのです。少なくとも過去にコロナウイルスでヒトが絶滅しなかった事実をみても、今回の騒動はヒトが作り出した茶番であり、感染したヒトを犯罪者扱いにする風潮はおかしいことに気付くべきと思います。

予防できないのだから

ワクチンという名の異物を注射したら

ワクチンという名の異物(免疫学的には自分以外のものを全て異物として認識する)を注射したら、その後身体の中でどのようなことが起こっているか理解していますか?生体内の反応は未だに完全には解明されていないのですが、現在まで確立していることから説明していきます。まず今回のワクチンは筋肉内に注射されました。筋肉を構成している細胞は同じ筋肉を作るように遺伝子で決められています。この基になるものがDNAであり、同じDNAを作るためにそのコピーとなるものをRNAといいます。今回のワクチンはコロナウイルスの一部の遺伝子情報のコピー(RNA)を含んだ異物なので、注射された場所の筋肉の細胞は2種類のRNAを持った状態になります。この新しく入ってきたRNAを無視して自分の筋肉の細胞を作る場合と自分の筋肉の細胞とは異なる遺伝子情報(コロナウイルスの一部の遺伝子情報)をもつ細胞が作られる場合が考えられます。注射直後の痛みは注射液の刺激ですが、その後に発生する局所の痛みは自分の筋肉を構成する細胞と異なる細胞ができた時に免疫が働いたことに起因します。自分の細胞と異なる細胞を異型細胞といい、免疫によってこの異型細胞は破壊され増殖することを抑えられます。多くの場合、この初期の免疫によって異型細胞は処理されるためこの状態では抗体は産生されません。この初期の免疫をかいくぐり血管やリンパ管内に入り全身に拡がるといよいよリンパ球という強力な免疫細胞が担当することになります。このリンパ球は発熱を起こすサイトカインを放出し、抗体を作成するリンパ球を誘導することでこの異物を無力化してきます。つまり、注射後にこの段階まで進んだ場合に、サイトカインによる発熱・関節痛・倦怠感が出現します。以上の経緯を経てこの人為的に作られた異型細胞は処理されることになり、状況によっては抗体も作成されるのです。つまり、注射後に全く症状が出ない場合(異型細胞が作られなかった)、注射した局所に腫れや熱感・痛みが出現した(異型細胞ができたが局所にて免疫で処理された)、発熱・倦怠感・関節痛などの症状がでた(異型細胞が全身に拡がり、リンパ球による免疫が作動した→抗体ができた可能性がある)となるのです。もし仮にこの異型細胞が免疫をすり抜けると癌細胞に変わる可能性を秘めています。(これが、今回のワクチンで起こらないことが証明されていない)。ワクチンとは特別な抗体を作成するということなので、副反応がない時点で有効性が高いとは言えないのです。

ワクチンを打ったら感染しないということは全くのでたらめで有り、全ての例に抗体ができるということもあり得ないことが理解できると思います。

透析患者さんへの思い

4年前に前任の先生より医院を引き継ぎ、透析患者さんの治療を行っていますが思うことがありつぶやきました。

日本透析学会の統計から、透析時間は4時間以上長ければ長い方が良いというデーターが出されています。

もちろん自己の腎臓の残された機能によって3時間で足りる方もいることは承知しています。

以前の診療報酬の改悪により、3時間透析を推奨するかの如くの風潮を作ってしまいましたが、それでは透析不足が明らかであると証明されています。

でも函館では結構透析時間が少なめであるようで、5時間透析している人は極めて少ないようです。

たまたま東京から旅行に来て臨時透析を受ける方や夏の暑い期間のみ函館で透析を受ける方と話す機会がありました。

東京では患者さんの方から透析時間を延長してくださいと申し出る人が多いそうです。

透析を5時間(最低でも4時間以上)しましょうと函館の患者さんに説明しても納得してくれる方は極めて少ないのが実情です。

透析が辛いので長生きしたくないと思っているのか、あるいは医療者サイドに問題があるのか、本当のところはわかりません。

透析時間を少しでも長くすることが大切なのだということを医療者サイドも患者さんも認識していくように努力していかなければならないと強く思っています。