塩分を減らすと体重を減らせるか⁉

厚生労働省では、成人の塩分摂取量を男性7・5グラム未満、女性6・5グラム未満、高血圧症や腎臓病の人は6グラム未満とするようにすすめています。しかし、それを知っても「それでは塩分制限始めるぞ!」となる人は、あまり多くないのでは。でも実際には、塩分制限を始めると意外といいことがあるんですよ。

①心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病、高血圧などの危険を軽減できる
「それは聞いたことあるけど、食事のときにはつい忘れてしまう」

②血圧が下がれば薬を減らせる、特保のお茶も買わずに済む
「ほお、薬を減らせるのはいいな。お金の節約にもなる」

③味覚が改善し食材がおいしく感じられる
「そんなことあるのかな?でも本当ならちょっと興味があるな」

④調味料の使用量が減るので家計の出費を減らせる
「意外と醤油や味噌はしょっちゅう購入しているものな」

⑤夜間頻尿が改善することがある
「へえ、塩分減らすと夜間トイレに起きにくくなるのか」

⑥むくみが取れる体重を減らせる
「え、本当?それなら塩分制限がんばってみるかな!」

さっそく今日から始めてみましょう。せっかくなので上手に制限しましょう。安定した塩分制限は、まず毎日摂っている塩分量を知ることから始まります。

現在、食品表示には「食塩相当量」が表示されています。商品を買うときや食べる前に確認する習慣をつけましょう。インターネットなどではメニュー毎に塩分の目安も紹介されています。最近多く見かける減塩商品はおいしさを損なわず塩分を抑えたものもあります。活用してみましょう。

毎日適度な運動をすると塩分制限により得られるメリットは増加します。これからは、自粛生活でなまった体をどんどん動かしてみましょう。